2月4日、世界的に有名なフローラルアーティストであり起業家でもあるニコライ・バーグマン氏とステージ上で対談する機会に恵まれました。対談中、ニコライ氏は美しいフラワーアレンジメントを作成し、抽選で観客の中の一人にプレゼントをして下さったりもしました。
以下、その対談を通じて得た学びをシェアします。
- 20代であっても、起業しない理由はない。むしろ、若いうちに始める方が良い場合が多い。失うものが少なく、家族や住宅ローンといった責任も少ないからだ。
- 起業家としての情熱は不可欠である。それがなければ、ハードワークや挫折、リスクへの恐怖を乗り越えることはできない。
- 自分のコアビジネスと情熱を大切にすべきだ。そこから外れると失敗のリスクが高まる。
- 情熱は筋肉のようなものである。情熱を持つ人だけを採用すべきだ。それが必ずしも自社のビジネスに対する情熱である必要はないが、何かに対する強い情熱を持っていることが重要である。
- 履歴書や面接に頼るのはやめるべきだ。代わりに、会話を通じて人を見極めることが大切である。対等に会話し、質問し、自分の意見を持っている人の方が、立派な履歴書を持ちながらも口数の少ない人よりも適している可能性が高い。
- 社員が自社のビジネスに対する情熱を育むことを促すべきである。そして、それができない人が早く離れていくことを恐れる必要はない。残る人は長期的に会社を支えてくれるはずだ。
- 事業の成長に伴い、リーダーである自分と同じように業務をこなせる右腕となってくれる人材を育てることが重要である。そうすることで、ビジネスモデルや企業文化を崩すことなく、事業の一部を委ねることができる。
- 小規模ビジネスのリーダーは、成長のために「手放す」ことが求められる。現場の業務に没頭するのではなく、ビジネスの成長を見据えたリーダーとしての仕事に集中すべきである。
- 不可能なことは何もない。不可能を成し遂げる実績を積むことで、自信が生まれ、次の「不可能」にも果敢に挑戦できるようになる。
- レガシーは重要である。自分が去った後に何を残すのか? 今から考え始めるべきである。それよりも、今すぐ築き始める方が良い。